1980-04-02 第91回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
といいますのは、それぞれの右翼の方もそれぞれ立候補されておる方の、いわゆる大日本愛国党は赤尾敏、その他深作、垂井、こういったいわゆる右翼団体から立候補している人でございまして、東口に歩行者天国の解除の七時を期してこの現場に来たと、そこで右翼を入れないというようなことで聴衆との間でトラブルが起こってきたと、こういうかっこうでございます。
といいますのは、それぞれの右翼の方もそれぞれ立候補されておる方の、いわゆる大日本愛国党は赤尾敏、その他深作、垂井、こういったいわゆる右翼団体から立候補している人でございまして、東口に歩行者天国の解除の七時を期してこの現場に来たと、そこで右翼を入れないというようなことで聴衆との間でトラブルが起こってきたと、こういうかっこうでございます。
そこで今度は、二時四十分になりましたら鈴木候補の演説が終わり、そこへ赤尾敏候補の車が来て、いま言ったような状況を生み出したのじゃないですか。しかもそこで棒で突き合う、旗ざおで殴りつけるという状況があったので、太田候補の政策発表は事実上できない、混乱状態に陥った、こうじゃないですか。どうですか、いま一遍その辺を詳細に御報告いただきたいと思うのです。
○加藤(万)委員 いまここに写真を提示をいたしますが、これは大日本愛国党の宣伝カー、赤尾敏候補の宣伝カーと言われております。委員長ちょっとこれを見ていただきたいと思うのですが……。 いま委員長にお示しをしておりますが、二十六番の写真が直前の状態、いわゆる大日本愛国党の候補者カーの、直前の状態です。
この赤尾敏の候補者カー、それに付属する二台の車、これは交差点の線上にあったでしょう。なぜ排除しなかったのですか、どうですか。
○矢田部理君 最近、赤尾敏氏にかかわったことはございませんか。
それから、おとついですか、三木さんのお気の毒な状況について、きのうも地方行政委員会、両院でもうやっておるのでありますから多くを申しませんが、私は全く愕然とすることは、政府が赤尾敏を招待していることですね。招待をしておいて、その子分が総理大臣を二回にわたって殴り飛ばして転倒さした。しかも佐藤さんの葬式の、数万の人が見ている前で。まことに警察として何をやっておるか。
○林(百)委員 長官、私は警察の根本的な姿勢について尋ねているわけですから、長官から答弁を願いたいのですが、この機会に右翼に対してどういう態度をとるか、これは政治的にも考えなければならないのですが、赤尾敏がこの国民葬に招待をされている。
○山地説明員 赤尾敏氏の招待につきましては、内閣の方で元国会議員、野党の方全員に対しまして招待状を御送付申し上げました。いま私どもの手元にございます資料によりますと、元衆議院議員が六百三十四人、元参議院議員が二百九十七名、そのうち自民党の方でお扱いいただいたのは除きまして、野党と思われる方々は、衆議院が二百六十一名、参議院が百四十二名でございます。
○小川(新)委員 そうすると、赤尾敏総裁の場合については、本会議場の傍聴席からビラをまき、元議員としてのバッジを剥奪され、国会に出場を停止されている身分の人は、やはりそういうことがあっても、また行動右翼の総裁として、ふさわしからぬということからいっても、これは元議員としていつまでも残っていって、いろいろなそういう公式の場には元議員の資格で招待されたり、待遇を受けるのですか。
赤尾敏さんが来てちょっとしゃべった、それをのぞいたら、それは法規典礼に触れることになる。そういうことではたして労使関係がうまくいくのかというILOの言い分があるわけでありますが、そういう締めつけ一方で進んできたいまの政策というものを、少しこの辺で変える必要がある。そういう意味からいくと、何から手をつけるかということも考えてみる必要がある。つまり、とことんまで強圧をすれば逆に反発が強くなる。
その中で、はっきり名前を言ってもいいが、赤尾敏君のポスターが張ってある。そのスローガンだか政策なんだかわからないが、こういうことを書いておる。美濃部は社共のひもつき赤ザルであるとか、それから秦野は自民党、財閥のひもつき白ザルである。こう書いてある。こういうような、一体スローガンなのか政策なのか、こういうものをもし許しておいたら、えらいことになると思うのです、何を書いてもいいとはいっても。
○大出委員 もう一つ承りたいが、翌日の新聞を見ると——翌日だろうと思いますが、さっきも外でしゃべっておられた赤尾敏さんが防衛庁へ入られて演説をぶっていたような記事。さっき外でしゃべったのがそうでしたけれども、何で一体中で演説までぶたしたのか、私どもまことに奇異に感ずるのであります。しかもその演説で、迷惑千万だとたわごとを言った中曽根などは殺してやりたいということを言っておる。
○宍戸政府委員 日本愛国党の赤尾敏が防衛庁に参りましたときの事実関係を申し上げますと、十一月の二十七日でございますが、午後二時ごろ赤尾敏が数名の者と宣伝カーに乗りまして防衛庁の正門に参りました。そうして長官に会わせろということを言ったわけです。当時正門の守衛に当たっておりました警備係長、いわゆる守衛さんですけれども、正門のとびらを閉じまして中にはすぐ入れなかったわけです。
テープレコーダーというのは、たとえば私が演説をしているときに赤尾敏が軍艦マーチを流すという妨害じゃないのですね。音楽の部会で、ブラスバンドが北九州の学校で一等になった。だからこれを通して聞きましょうと、テープレコーダーを持ち込んでいた。スイッチを入れたのは六十歳ぐらいの人だ、ボリュームを上げたのはその隣の先生だ、こういうのですね。それがこっちは処分されて、こっちの隣の先生は処分してない。
あくまで——まあ赤尾さんのことですから、赤尾敏さんですから、魂の問題を的にしていると、よって、けしからぬと、これはあくまでブルジョアのための博覧会だというような表現で強く指摘されているわけです。
それから今度の東京都知事選挙の中では、御存じのように赤尾敏が、美濃部さんも浅沼さんの二の舞になるぞということを言っております。それからこの選挙の最中には、運動員の狙撃事件も起こっている。テロというのは民主主義の大敵であります。この問題について徹底して排除していく、そういうテロを許さないという姿勢が捜査当局の中に示されなければ、こういう犯罪を絶滅することはできないと私たちは考える。
そういう意味で、あの直後におきましても、赤尾敏氏に対しては、きびしい警告を発するとともに、その事後におきましても、演説会場その他候補者の身辺というふうなものについては、細心の配慮をもってこれに臨んでおるわけでございます。決してそういうふうな、なおざりどころの問題でなく、これほど真剣に対決したことはないと申し上げてよかろうかと思います。
○内海政府委員 浅沼さんの二の舞いということにつきましての発言は、世田谷のほうにおける三候補を中心とする立ち会い演説会場の発言だと思いますが、警視庁におきましては、当時これを聞いておった人等からできるだけ正確にその発言の内容をとっておりますが、当時警視庁としましては、この発言につきまして、赤尾敏氏に厳重な警告を発しまして、自今そういうふうなことのないようにということで、厳重な警告を発したわけでございます
でありませんで、それからあるいは赤尾敏の発言であるとか、いろいろな普通の選挙でないような違反がたくさん出ておる。その問題について法務大臣やあるいは国家公安委員長の意見、これからの取り締まりの考え、そういうものをお聞きしたい、こういうふうに思うわけです。 最初に赤尾敏が、美濃部さんが浅沼さんの二の舞いになるという発言をしたということについて、これは捜査がされておりますか。
この団体は、旧建国会の会長であった赤尾敏が総裁となり、反共を標榜いたしまして昭和二十六年十月ごろ結成された、非常に行動性の強い団体でございます。日教組批判とか原水禁世界大会反対とか、米原子力潜水艦寄港賛成など、時局問題をとらえて活発な宣伝活動を展開しておるような状況でございまして、しばしばその党員の中には暴力的な事犯として検挙をされておるというような事実もございます。
○猪俣分科員 私の持ち時間がきたようでありますから、簡単に質問を打ち切りたいと思いますが、なお長官にお尋ねいたしたいことは、赤尾敏という男のやっております愛国党、これは破防法の対象になっている組織であるかどうか。 それからいま一つ、大日本殉皇会なる右翼団体があるかどうか、それを簡単にお答えいただきたいと思います。
○猪俣分科員 最後に法務大臣にお尋ねいたしまして私質問を終わりたいと存じますが、いま公安調査庁の調査目標になっておりまする大日本愛国党ですか、この赤尾敏なる者が、都知事選挙に際しまして、美濃部氏に対して身辺に危険が起こるようなことを公言する、この問題、及び、いま宗像東大教授が報告したように、学者や文化人に対して、とにかく右翼団体と思われる者がいやがらせ、おどし、面会強要、呼び出しを執拗にしておるのみならず
赤尾敏の言動をめぐる犯罪捜査に関しましては、私のほうには第一次的な任務がないということを申し上げたのでありますが、そういうことをする人物を中心とする団体、そういう団体の思想的な破壊活動というものはどういう状況になっておるかを調べておるかというお尋ねと承りますと、それにお答えを申し上げますが、それば調査をいたしておる。相当に調査をいたしております。
先般の衆議院選挙におきましては、党首の赤尾敏が東京の第六区から立候補いたしまして、四千八百二十九票というような得票をおさめておるのでございますが、このたびまた東京都知事選挙にも立候補いたしまして、その言動に穏やかでないような節も見受けられますので、関東公安調査局を中心に厳重にその動向については調査を進めておりますが、現在までのところ、さしたる特段の動きは認められない状態でございます。
そして右翼のこういうような動向から、まあいろいろな言動なりあるいは行動なりというものがあらわれておるわけでございますが、たとえば赤尾敏の発言というものは、いま法務大臣の言われるように、一つの犯罪的行為として直ちに警視庁のほうで取り調べをしておるといたしましても、その根源になっておる右翼の動向というものは、公安調査庁において常に警戒をし、そしてそれらの事態を未然に防ぐことになっておると思うのですが、そうじゃないですか
赤尾敏を講師にしてくれと言ったって、赤尾敏を講師にするわけにはいかないでしょうし、逆のほうのような人を講師にするわけにはいかぬでしょう。だから、あなたのほうの一定の基準があるのじゃないですか、そこら辺のところは。
次に、東京都知事選挙の立ち会い演説会で、愛国党総裁赤尾敏がとんでもないことを言っている。この問題について、これはすでに国会の別な委員会で問題にされたところでありますが、こういうことを言っているので若干取り上げたい。社会党委員長浅沼君は殺された、美濃部さんも社会党、共産党がうしろにいるから、浅沼君の二の舞いにならないとは限らない、気をつけろ、というような意味の演説であります。
○藤枝国務大臣 東京都知事選の立ち会い演説会で、赤尾敏がそういう発言をいたしたことは、私どもは承知をいたしております。もちろん、これに対しましては、一方赤尾敏の行動について十分な警戒をいたしますと同時に、また候補者の方々の身辺についても十分な警戒をいたしまして、万全を期しておるような次第でございます。
あれと同質だとは言いませんけれど、もっとこれは有力な、お金のある藤山雷太の名前も出ていますから、それは今日の赤尾敏とは、それはクラスが違うでしょう。だけれど、国粋会ということを名のる以上、今日の時世と非常にずれているということはわかりませんか。私は柴田という人は知らない。だけれど、この大日本国粋会——緒方竹虎という人はよく知っていましたよ。
護国団、これは団長が石井一昌、日本同盟、これは代表は佐郷屋嘉昭、関西護国団、代表が足立悟、治安確立同志会、会長は高津大太郎、日本青年連盟、会長は豊田一夫、大日本愛国党、総裁が赤尾敏、全アジア反共青年連盟、代表は中堂利夫、憂国同志会、会長は野村秋介、大日本愛国青年連盟、これは会長は石本隆夫、このほか最近構成員が検挙されました国民同志会、総裁が吉田益三、この団体を加えまして、十団体となるわけでございます
大日本愛国党のごとく赤尾敏に聞かなければほとんどわからぬというふうな団体もあるようでございます。しかしながら、総じて右翼団体の資金源として私どもの調査の結果から観察されますのは、入会金、会費簿が第一のものでございます。これはいろいろな団体の規約にございますが、ほとんど励行されておらないようでございます。その次には、たいていの団体が機関雑誌、機関紙を出しておりまして、それを各方面に配布しておる。
これは、赤尾敏という人を確かにりっぱな人物だと、わざわざ新聞記者などを集めてインタビューされて、推奨されたことがございます。これは事実です。それから法務省の刑事局の井本台吉さん、これは前にいらっしゃいました局長でございます。これは有名な思想検事でございます。